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ラティスNEWS 2009年1月


ispLEVER Logo新しいispLEVER 7.2設計ツールにクロックドメイン分析レポートを追加

TRACEレポートの新しいClock Domains Analysisセクションは、最近リリースされた ispLEVER 7.2 [EN] 設計ソフトウェアに含まれる便利な 新機能 [EN] の1つです。このツールは設計に含まれるクロックドメイン、クロックドメイン間をつなぐデータパス、および各パスの制約を理解するうえで大いに役立ちます。パスに制約がない部分は強調表示されます。タイミングに制約のないクロックドメインは存在するか、関連するクロックドメイン間のパスは正しく制約されているか、クロックドメイン間に予期しないパスが存在していないか、など、これらの情報は、設計が正しく制約されているかどうか検証するうえで重要です。

次の図は、3つのクロックドメインを持つ単純な回路と、この回路に対するTRACEレポートの新しいClock Domains Analysisセクションを示しています。


Diagram 1

 

Clock Domain 1


このレポートには、次の情報が示されています。

  • 回路には3つのクロックドメインがあり、それぞれが “Clock Domain:” というラベルで示されています。
    • clkfast_in_c
    • clk2_inferred_clock
    • clkfast_inferred_clock
  • clkfast_in_cの負荷は1つのみ(CLKDIVコンポーネント)。このクロック内、またはこのクロックと他のクロックドメインとの間で転送は行われません。
  • clk2_inferred_clock:
    • ソースは “cd” という名前の(CLKDIV)インスタンスのポートCDIV2。
    • 74の負荷をドライブ。
    • FREQUENCY NET "clk2_inferred_clock" 100.000000 MHz; という設定が使用される。
    • ドメイン clkfast_inferred_clockで始まり、このクロックドメインで終端されるパスがある。これらのパスでもFREQUENCY NET "clk2_inferred_clock" 100.000000 MHz ;という設定が使用される。この転送パスから始まるclkfast_inferred_clockには33の同期エレメントがある。
  • clkfast_inferred_clock:
    • ソースは “cd” という名前の(CLKDIV)インスタンスのポートCDIV2。
    • 155の負荷をドライブ。
    • FREQUENCY NET "clk2_inferred_clock" 200.000000 MHz; という設定が使用される。
    • ドメイン clk2_inferred_clockで始まり、このクロックドメインで終端されるパスがある。これらのパスでもFREQUENCY NET "clkfast_inferred_clock" 200.000000 MHz; という設定が使用される。この転送パスから始まるclk2_inferred_clockには1つの同期エレメントがある。

クロックドメインがタイミング設定の対象になっていない場合は、そのことがクロックドメインのレポートに示されます。

上記の例で、クロックはCLKDIVコンポーネントを通じて関連を持っています。

2つのクロックがデバイスピンから供給され、それらの間にユーザ定義の関係(CLKSKEWDIFF設定)がない場合、その2つのクロックドメインは関連性がないものとみなされます。次の例は、クロックに関連性がない場合にレポートがどのように変化するかを示しています。この場合は、クロックドメインが2つのみであることに注意してください。

Diagram 2

 

Clock Domain 2

その他の情報

ispLEVER設計ツールの詳細、およびispLEVER 7.2の新情報については、ラティスセミコンダクターのWebサイト [EN] をご覧になるかお近くのラティスセミコンダクター販売代理店までお問い合わせください。