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LatticeNEWS 2011年3月

故障ログで製品コストを抑制

電子システムは、デジタル回路とアナログ回路の高度な統合によって複雑さが増し続けています。価格と機能に関してシステムを最適化するには、各種のアナログ、デジタル、及びインターフェイスICに対応するため、電源から様々な電圧の提供が必要になることも少なくありません。システムコストが増加しているため、返却された製品を交換するのか、修理するのかの決断を下す必要があります。いったんは修理しようとした場合、交換コストに加えてさらなる人件費がかかります。システム設計に故障ログを組み込むと、診断時間と廃棄が削減されて、全体的な製品コストが削減されます。ログに記録された故障を読み取り、部品を交換し、正常かどうかをテストするという、返却された製品のトラブルシューティングも減ります。修理時間と廃棄が減少することで、会社は大きな競争力を手に入れることができます。

故障ログの設計には、次の3つの重要点があります。

  1. システムに求められる非常に重要な機能は監視のみ。
  2. 故障検出システムが十分に高速で、システムが大きく破損する前に故障を検出できること。
  3. システムのシャットダウン前に、故障を不揮発性メモリに記録できること。

 

Fault Logging Design Block Diagram


故障ログ設計のブロック図

 

ispPAC-POWR1220AT8には、最大12系統の電圧をモニタ可能な組み込みシステムが用意されています。このCPLDアーキテクチャを利用すると、すべての制御及び故障モニタを同時に実行し、100usec未満でレポートできるため、DSPやマイクロコントローラとは桁違いの高速さを実現できます。

POWR1220AT8でキャプチャされた故障は、MachXOなどの安価なPLDでSPIメモリに記録されます。電源出力に小さなホールドアップ・コンデンサを追加すると、故障ログの完了までに十分な時間を確保できます。このソリューション全体はPower Manager II Hercules開発キット [EN]でデモ可能です。故障ログは、プラットホーム・マネージャとSPIメモリデバイスを使用しても実現できます。プラットホーム・マネージャによって、POWR1220AT8の機能とMachXOのデジタル管理機能が1つのパッケージにまとめられ、他のソリューションと比べて実装面積を大幅に縮小できます。

その他の情報

パワーマネージャIIまたはプラットホーム・マネージャ・デバイスによる故障ログの詳細については、次の参照デザインをご覧ください。

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